不動産屋の社長に憧れて

準備から開業、その後

憧れのキッカケ

まだ私が二十歳の時の話です。独立志向が強かった私は、地元から出たい気持ちだけで、仕事を理由に京都に行きました。今ほどネットが充実している訳では無かったので、人からの紹介で、とある工務店に勤めることとなりました。

北九州から出た事のない私の為に、仕事を紹介して下さったAさんが、困った事があったら、この人を頼れと紹介してくれた人、その人こそ、私が二十歳の時に憧れた不動産屋の社長さんでした。  

社長さんは、私を非常に可愛がってくれ、色んな所へ連れていってくれました。(連れ回されたと言ったほうが正しいかも)

串カツの話になった時も、本場の串カツを食べさせてやると大阪まで行ったり、高い所で酒が飲みたいと神戸のホテルまで行ったり。キャンプの話になった時は、キャンプに適した車じゃないから云々かんぬん言って断っていたら、数週間後、キャンプ様にアストロを買ってきたりして。 

かと思えば、仕事中の社長はピシッとしていて、普段の感じは全くなく、誰に対しても礼儀正しくて。当然、厳しさみたいなものも感じて。でも、底抜けに明るく、盛り上げ役でもあったりして。

顔もイケメンだったのですが、豪快な言動や繊細な気配りみたいなものに、二十歳の私は衝撃を受けました。かっこいいなぁと。

いつか、私もこんな大人になりたい、いや、こんな不動産屋の社長になろうと。 

25歳の時に不動産業界に足を踏み入れましたが、10年後に独立すると心に決めていました。

今、ちょうど10年目に入りました。

 

若い頃に刺激を受けた人の影響って大きいですよね。出会い方やタイミングなんかも重要だなぁと思います。このブログでも、そんな出会いがあればいいなぁと想いながらこれからもマイペースで書いていこうと思います。